こんにちは、Dynamics ERP サポートチームの木村です。
この記事では、請求後の発注書の編集を制御するパラメータについてご案内いたします。
検証に用いた製品・バージョン
Dynamics 365 Finance and Operations
Application version : 10.0.32
Platform version : PU56
Legal entity : USMF
パラメータの適用方法、動作につきましては以下をご覧ください。
請求後の発注書の編集制御方法
「請求済注文の安全レベル」を警告に変更した場合
- 調達 > 設定 > 調達パラメーターを開く
- 配送日タブを開く
- 「請求済注文の安全レベル」をロック済に変更し、保存する
- 請求済の発注書を開く
-> 明細行の追加などのボタンが非活性になる
「請求済注文の安全レベル」を警告に変更した場合
- 明細行の追加などのボタンを押下する
- 以下ダイアログが表示され、「はい」を押下する
-> ダイアログは表示されるが、請求済の発注書は編集可能となる
「請求済注文の安全レベル」をなしに変更した場合
-> 請求済の発注書は常に編集可能
おわりに
以上、請求後の発注書の編集を制御するパラメータについてご紹介いたしました。
請求した発注書に対して編集を制御されたいなどの場合には、上記パラメータをご利用ください。
※本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。より詳細な情報が必要な場合は、弊社テクニカル サポート, アカウント マネージャー, ソリューション アーキテクト, FastTrack までお問い合わせください。